SUGOI−ne栽培は単用が基本
    SUGOI−neは非常に欠点、欠陥が少ないように製造している。
    でも、栽培者の中には、自分の栽培法が正しいと思っている人がいる。
    微調整しないと・・・気に食わない人がいる。
    ここでは、こういう人のために記す。

  ○ なぜ単用なのか。
     1 雑菌の問題である。
       SUGOI−neには宇井清太が発見した「ラン菌」が生息している。
       不注意に軽石、バーク、杉皮などミックスすると、それに生息している雑菌がSUGOI−neに
       繁殖し、潅水を間違うと、ラン菌が雑菌に負ける場合がある。
        ミックスする場合は・・・熱で殺菌すること。絶対に殺菌剤で行ってはならない。ラン菌が死ぬ。
     2 毛細管現象が損なわれる問題。
       毛細水の性質を知れば、無造作にミックスできなくなる!!
       毛管水とはどういう性質を持っているのか???

         大地では地下に地下水がある。
         この地下水が毛細管現象で地球の重力に逆らって下から上に上がる。
         この水を毛管水という。
         この毛細水があるから、大地に根を下ろす植物では、よほどの乾燥、旱魃でなければ、
         植物は枯れないようになっている。
         そういう場所に植物は自生しているし、畑を開墾した。

         問題は鉢栽培。
         鉢は大地と隔絶している容器だから、地下水が毛細管現象で鉢内には入れない。
         これが鉢栽培の特徴である。
         全部人間が水を与えなければならない!!
         枯れるも生きるも全部栽培者の責任!!
         長く病気した。
         長く旅行した。
         庭の木は枯れないのに鉢植えの花は枯れてしまった。
         当たり前のことである!!

         SUGOI−ne栽培しても、水の与え方を間違えれば・・・・枯れる。
         当たり前のこと。
         この当たり前のことで・・・・SUGOI−neを否定するものがいる。
         この毛細水を知らないためである。
         鉢栽培の危険性を知らないからである。


    この毛細管現象というのは・・・・
      一つの特徴を持っている。条件を持っている。
        ○ 同じ材質で、構造を持っていること。
        ○ 一定の密度、密着、繋がりを持っていること。
       
      この状態であればスムースに毛管水は横にも広がり、重量に逆らって上昇する。
      吸水紙、生理ナプキン、毛筆、オシボリ・・・・
      この毛細管現象というのはクセモノで、生理ナプキンが出てから50年経つのに、
      未だに研究開発にメーカーはしのぎを削る。

      毛細管現象は、異質なものとでは行わない!!
      例えば軽石にバークをミックス。
      毛細管現象は遮断され、軽石の毛管水はバークに同じように伝わることはない。
      軽石の湿度とバークの粒子の湿度は・・・・鉢内であっても異なることになる。
      これは粒子の大きさが違う場合でも起こる。
      したがって、鉢底の大きい粒子を入れ、中ほどは中粒、上部は細粒。
      このやり方では、毛細管現象は遮断されるから、鉢底の水が毛管水となって、
      鉢の上部まで上昇することはない。
      異質な用土をミックスした場合も同じ。

      東洋ラン界では、上記のような植え込みを行ってきた!!
      だから極端に細長い鉢でなければならない。
      全然毛管水による鉢内の均一な湿度を作れない、望めないからである。
      東洋ランの鉢における水は「重量水」である。

      地球の引力で下に落ちる水である。
      下に水が落ちれば、鉢の上部は乾燥する。
      この乾燥で・・・根腐れを・・・防ぐ、免れる・・・・という考え方。
      これでは、冬に、潅水を間違うと毛細管現象がないから・・・・根腐れ。
      だから鉢の胴に小さな穴をあけることまでやる。
      毛細管現象がないコンポストだから、こういうことまで考え出される!!
 
      自生地における毛細管現象、毛管水を軽石では作れないということ。
      だからミックスであるが、ミックスでは毛細管現象が遮断される。
      東洋ラン界のミックスは
         潅水の水の重力水の排水。
         保水性。
         耐久性。
         PH。

     カンラン、シュンランの自生地を見れば解かるように、そんな場所にランは自生していない!!
      
      以上のように東洋ラン、、洋蘭、野性らん栽培に使われたものは
       水ゴケ  ヤシ皮、 杉皮 毛細管現象からの植物系からの追究探索
       軽石、バーク セラミック  多孔質の岩石系からの追究、探索
       しかし完璧なものはなかった。
       だから・・・ミックス。
       しかし、根腐れの問題は依然として解決していない。
       水ゴケは2年も経過すれば劣化して毛細管現象が破壊する。
       耐久性を考えた多孔の岩石系は毛細管現象がない。
       こういうものにランは自生していないのである。
       ランの種子が発芽する、プロトコームが生きられるのは毛管水の水である。
       ランの根は・・・この毛管水を吸収出来るようになっている!!
       ここのところが・・・これまでのランコンポストには削除されつづけてきた!!
       更にラン菌がいない。
       ラン菌の菌糸が・・・・自生地では・・・・乾期に毛管水をランに供給している。
       鉢植えには、この大地からの毛管水が全然ない。

       ランの鉢栽培というのは、以上のように人間の身勝手な栽培法である!!
       ランを苦しめ、泣かせてきた。
       愛好というほど身勝手なことはない。
       これからのラン栽培は・・・21世紀のラン栽培は・・・ランの立場に立った栽培である!!
       
       
    そこで宇井清太が開発したSUGOI−ne。
     冒頭にも記したように、完璧なコンポストである。
     単用で全部のランは作れる。
     だが固定観念、慣習とは恐ろしい。
     「ミックス」しないと気がすまない!!
     自分の経験、技術に固執する。

     そういうことでSUGOI−neにいろいろなものをミックスする。
     この場合注意しなければならないことは、異質なものをミックスすると毛細管現象が損なわれるということ。
     ミックスすることによって、逆に毛細管現象が鉢によってムラが生じるということである。
     このことを念頭において行ってください。
     「毛管水」のことを考えれば・・・・単用で・・・・平鉢・・・・ポリ鉢、プラ鉢・・・なら素晴らしい生育になる。


  
素晴らしい生育が実証された!!
    SUGOI−neには「SUGOI−neミックス チップ」

      「SUGOI−neミックス チップ」はSUGOI−ne2号ゴールドと同じ赤松、カラマツの木材をチップにしたもの。
        同じような細胞を持っているからスムースに毛細管現象だ行われる。
       毛管水の問題
       排水性の問題。
       保水性の問題。
       耐久性の問題。
       PHの問題。
       硬さの問題。
       以上のコンポストの問題を完璧に解決した。
       更にSUGOI−neの命でもある・・・「ラン菌」の繁殖も最高。
        ミックスを考える場合は・・・「SUGOI−neミックス チップ」で行ってください。
        特に東洋ラン、パフィオ、エビネの皆様には・・・オススメ。
        抜群の生育になる。


    「SUGOI−neミックス チップの詳細   ここにクリック
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SUGOI−neは単用が基本である。
この理由は「毛管水」の問題である。
ラン栽培では、無造作に他のコンポストとミックスする。
しかし、これは一つ間違うととんでもない大失敗の原因になる。
良かれとしたことが・・・逆に・・・・とんでもない間違いになることもある。

なぜミックスするか???
ランのコンポストは、完全な、完璧なものがないから、
一つのコンポストでは欠陥があるから、他のものを混合することで、
この欠陥を少しでも軽減するために行う。

  SUGOI−ne講座
      
       
毛管水から見た
             SUGOI−neのミックス

                                    
宇井清太
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